オールカマー2025予想|本命コスモキュランダの血統適性と中山2200m攻略ポイント

重賞予想

① コースの特徴

項目内容
施行9月22日(日)中山・芝2200m・右回り・3歳以上オープン(GⅡ相当/伝統のステップ重賞)
直線約310m+ゴール前の急坂あり。坂を下ってから再度の登坂になるため、ラストの加速維持力が鍵。
スタート〜1角スタート後すぐに下り坂があり、その後向正面に入るまでの400mほどで流れが決まりやすい。序盤はやや速めに流れることもあり。
ラップ傾向ミドル〜ややハイの前半 → 向正面〜3角でペースが落ち着くことも → 4角入り口からペースが上がり、直線坂上含めてL2・L1で持続または追い比べの末脚勝負に。
ポイント“スタミナ+持続力”が重要。直線坂で脚を鈍らせず、ラスト2Fでの減速幅が小さい馬、経験と折り合い力が求められる。先行馬が持続するタイプか、差し馬の末脚の質が問われる。

② 注目血統を深掘り

リアルスティール(ディープインパクト系)

中山芝2200mでの血統成績が優秀。直近データでは当舞台で**勝利数上位(1着4回)に入り、好走を量産。瞬発力に“L2~L3を伸ばし続ける持続力”が乗ったタイプが多いのが特長。

レイデオロ(キングカメハメハ系)

同じく中山芝2200mで勝利数上位(1着4回)の好成績。キンカメ系らしいトップスピード維持力×パワーで坂越えに強い


③ 本命馬と評価

【父】ディープインパクト系

コスモキュランダの父はディープインパクト直系(またはディープ系後継)。その血統は“瞬発+持続”の資質を伝えることで知られる。エリザベス女王杯や重賞で上がり脚が求められるレースでの好走歴が物語っている。

【母父】海外スタミナ系/パワー系

母父にもスタミナ・底力のある系統が入っており、重め馬場やタフな展開、坂越えに耐える構造を持つ。母系の持続型質が父ディープ系の切れ味とバランス良く組み合わさっている。


血統評価

父ディープ系の切れ味と持続力に、母父スタミナ系の底力を融合。ラストの坂や減速が入りやすい中山2200で「瞬発の切れ」だけではなく「持続力と耐久力」が問われるこのコースには、このハイブリッド配合が合致する。

コース適性

  • 中山2200mは坂の上り下り、そして最後の急坂が特徴。「直線力+持続脚」が備わっている馬に有利。
  • コスモキュランダはこれまで緩急のある流れで末脚を使って好走した経験があり、重め馬場や距離延長にも耐える体質を示している。折り合い面でも問題なしとの調教師コメントあり。

実績 15戦2勝

  • 過去レースで重賞・上位クラスでの掲示板経験あり。上がり3Fが優秀なレースで、差し脚を長く使って伸びてきている。
  • 長距離・中距離のレースでスタミナが問われる展開でも崩れにくく、直線坂で伸びきれないタイプではない。最近の追い切りでも坂路/CWで良化傾向あり。

総合評価

コスモキュランダは「ディープ系瞬発+スタミナ系持続」の両方を兼ね備えた馬。中山2200mの“坂含む持続戦”で力を発揮でき、人気薄〜中穴であれば妙味あり。本命候補としての評価十分。枠順・馬場・展開次第では「差しに出る脚質」を活かして勝ち切り期待できる。


④ まとめ

  • コース:中山2200mは「坂+持続力」が本質。最後の2Fで脚が残る馬が勝ちやすい。
  • 血統:ディープインパクト系+母父スタミナ系のハイブリッド配合が強み。
  • :コスモキュランダはその配合で、この舞台にフィット。重めの馬場、距離延長にも耐えうる素質あり。
  • 展開:先行馬がハイペースで飛ばす展開より、ミドル〜速めのペースで持続力勝負になる流れが理想。差し・追い込み馬も見せ場あり。

以上を踏まえて、オールカマー2025は 本命:コスモキュランダ。妙味ある穴〜本命馬として、馬券の中心に据えたい一頭です。



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