【しらさぎS】血統と舞台で光る穴馬マテンロウオリオンに注目!

重賞予想

競馬ファンの皆さんこんにちは!!

6月22日(日)阪神競馬場で開催される 「しらさぎステークス(GⅢ)」
夏競馬へのつながりを意識する重要なマイル重賞で、安田記念を目指す実力馬が多く集います。

今年の注目はなんと言っても、魅惑の穴馬 《マテンロウオリオン》
ここではその本命理由を血統・コース傾向・実績の3点から徹底解説します!

① コース傾向・血統傾向

項目特徴・傾向
コース阪神芝1600m(外回り)・開幕週・直線473m+坂
展開ペースはスロー気味、最後は上がり勝負に
有利な脚質差し・中団(上がり34秒台の脚が必要)
血統傾向(父)ダイワメジャー、ディープ系、ハーツクライ系
血統傾向(母父)キングカメハメハ、ミスプロ系、ノーザンダンサー系

阪神外回り1600mは、最後の直線が長く、加えて急坂が待ち構えるコース形態。
序盤はスローペースになりやすく、中盤も淡々と進むことが多いため、最後の600mが瞬発力勝負になるケースが大半です。
「切れる末脚」と「坂に負けないパワー」
を両立できる馬が有利。
また、開幕週で馬場が良い分、スムーズに加速できる中団~差しタイプが狙い目です。

② 注目血統の解説

ダイワメジャー(父)
日本を代表するサンデーサイレンス系のマイラーで、マイルCSを連覇、安田記念も制覇。
スピードと持続力を武器にGⅠ5勝という輝かしい戦績を残しました。
その血を受け継いだ産駒たちも、
レシステンシア(阪神JF1着)
カレンブラックヒル(NHKマイルC勝ち馬)などマイル重賞で多数の好成績を収めています。特に阪神芝1600mとの相性は良く、瞬時の加速というよりも、
長く良い脚を使う“持続力タイプ”の末脚が求められるこの舞台で真価を発揮します。

キングカメハメハ(母父)
父系はミスプロ系の中核で、日本競馬における万能型の代表格。
自身はNHKマイルCと日本ダービーを制し、スピード・スタミナ・器用さの三拍子を兼備した名馬でした。
母父としても成功しており、その血は瞬発力、コーナー加速、坂の踏ん張りに反映される傾向。阪神マイルのように急坂を駆け上がる舞台では、パワーと加速の両立が重要で、
その点でキングカメハメハの血はプラス評価が可能です。

この「ダイワメジャー×キングカメハメハ」は、“スピード持続型”ד加速力・万能性”という要素を備えた、阪神1600mという舞台に最適な血統背景を構成しています。

③ 該当馬と評価

本命:マテンロウオリオン(牡5)

【父】ダイワメジャー(マイルGⅠ血統・スピード+パワー)
【母父】キングカメハメハ(万能血統・瞬発力+操作性)

血統評価:
SS(サンデー系)×MP(ミスプロ系)の日本競馬王道路線の黄金配合。
阪神1600mとの相性も申し分なく、スピードの持続力と坂対応の両方を備えている。

コース適性:
阪神マイルでの重賞実績あり。特にGⅠ・朝日杯FSでの2着はこの舞台適性の証明。
中団差しが利く展開になれば、鋭く脚を伸ばすことができる。

実績:
通算成績20戦2勝
主な戦績:朝日杯FS 2着、ニュージーランドT(GⅡ)勝ち、マイルCS 5着など
マイル重賞では安定して上位争いしており、能力面でもGⅢレベルなら最上位クラス。

近走成績はやや不振傾向にあるが、能力が衰えたというよりも条件や展開のミスマッチが原因。得意舞台に戻る今回は、人気が下がる分むしろ狙い目と言える存在。

総合評価:
血統・舞台・実績の三拍子がそろった典型的な巻き返し候補。人気以上の力を秘めており、激走の可能性を十分に秘めた1頭。

④ まとめ

マテンロウオリオンは「阪神芝1600m差し展開」に特化した構成で、SS×MPの黄金配合、直線勝負に対応可能な脚質、そして過去の重賞実績が揃った魅力馬。

GⅠで戦ってきた経験がありながら、
近走成績だけで評価が落ちている今が絶好の狙い目。

血統的裏付け、阪神実績、そして人気妙味を兼ね備えた今回は、迷わず
《マテンロウオリオン》
を本命に据えたい1戦です!

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