競馬ファンの皆さんこんにちは!!
6月29日福島競馬場で行う3歳ハンデ重賞
「ラジオNIKKEI賞芝1800m」
今年は
本命◎センツブラッド、
対抗○ビーオンザカバー
2頭を血統とコース適性から狙います。
① コース傾向・血統傾向
項目 | 特徴・傾向 |
---|---|
コース | 福島芝1800m(内回り)・開幕週・直線292m |
展開 | 12秒前半が続く平均〜やや速めペース。先行~好位差しが理想 |
血統トレンド(父系) | キングマンボ系・ハービンジャー・リオンディーズなど欧州パワー+機動力型 |
血統トレンド(母父) | Roberto、キングカメハメハ、欧州ノーザンダンサー系で底力補完 |
小回り&下り坂で一気に加速 → 直線は292mと短く、最後に急坂再登場。先行力と「坂を2度こなすスタミナ」が鍵。
過去10年の3着内馬30頭中21頭が「サンデー系×Roberto/Kingmambo/欧州ND クロス」という“持続力血統”を持っており、今年も同じ配合パターンが優勢と読みます。
② 注目血統を深掘り!
◆ キングカメハメハ(Kingmambo 系)
- 競走実績と血統背景
2004 年に NHK マイルCと日本ダービーをレコードで連勝した「変則二冠馬」。スピードとスタミナを兼ね備える Kingmambo 系の頂点に立ち、種牡馬としては 2010・11 年のリーディングサイアー。現在も ブルードメアサイアー(母父)ランキング1位 として影響力は絶大です。 - 伝える能力とコース相性
- 先行してもう一段加速できる“再点火力” …小回りで下り坂からスピードを乗せ、直線の急坂で粘り込む福島芝 1800m にフィット。
- パワーと器用さのバランス …重心が低い産駒が多く、コーナリングがスムーズ。
- 距離万能性 …1800m 前後で最もパフォーマンスが安定。今年はセンツブラッド(父ルーラーシップ=キングカメハメハ直仔)とビーオンザカバー(母父キングカメハメハ)という形で、その“万能パワー”が双方に注入されています。
◆ ハービンジャー
欧州仕込みの持続力エンジン
- 競走実績と血統背景
2010 年キングジョージを 11 馬身差で圧勝した欧州最強馬。日本輸入後は ブラストワンピース・ノームコア・ペルシアンナイト などのGⅠ馬を送り出し、“長く脚を使う”タイプを量産しています。 - 伝える能力とコース相性
- 坂とパワー馬場に強い筋肉質の骨格 …開幕週でも芝が柔らかめの福島ではプラス。
- ロングスパート適性 …勝負所から 3F 以上脚を使えるため、下り坂で早めに動く形がベスト。
- 傾向データ …過去3年の福島芝 1800m で複勝率 18.4%を記録。
今年はビーオンザカバーが父ハービンジャー、センツブラッドが母父ハービンジャー。どちらも
“欧州型持続力”を芯に持ち、福島特有のペース・コース形態と合致します。
③ 該当馬と評価
◎ 本命:センツブラッド(牡3)
【父】ルーラーシップ
(キングマンボ系・パワー+持続力)
【母父】ハービンジャー
(ノーザンダンサー系・スタミナ+機動力)
血統評価:
父は福島芝1800mで複勝率30%超の高相性種牡馬。パワーと持続力をバランス良く伝える好配合で、福島のようなコーナー4回+坂のある小回りコースにピッタリ。
コース適性:
内目の枠から好位に取りつき、下り坂を利用してスムーズに加速。直線の坂でも粘り強さを発揮できる脚質で、先行有利な開幕週福島の流れにしっかり対応可能。
実績:6戦2勝
GⅢ水準のレースで地力を示しており、55kg据え置きであればさらに前進が期待できる。
総合評価:
血統・適性・ハンデの三拍子が揃った“走る条件”が整った存在。派手さはないが、福島という舞台でこそ真価を発揮できるタイプで、勝ち切るだけの裏付けがある1頭。
○ 対抗:ビーオンザカバー(牡3)
【父】ハービンジャー
(欧州ND系・持続力+パワー)
【母父】キングカメハメハ
(キングマンボ系・加速力+万能性)
血統評価:
父ハービンジャーは開幕週の福島芝1800mで単勝回収率200%超の実績。母父キングカメハメハが下り坂→直線の再加速に寄与し、
“長く脚を使える血統構成”が強み。
コース適性:
中団やや前から流れに乗る競馬が得意で、ペースが緩まなければ確実に脚を使えるタイプ。馬場が綺麗な開幕週の福島で、粘り込みのチャンスは十分。
実績:6戦2勝
1勝クラス勝ち直後で勢いあり。ハンデ55kg据え置きも恵まれた印象で、ここでも互角以上に戦える器。
総合評価:
血統背景と展開適性が高次元で噛み合う1頭。本命馬の外目からプレッシャーをかけつつ競馬ができれば、逆転まである好素材。
④ まと
センツブラッドは「福島芝1800m×先行持続型」に特化した構成で、ルーラーシップ×ハービンジャーという福島向きの黄金配合。内回りコースをロスなく立ち回れる操縦性と、下り坂から一気に加速できる持続力を兼ね備えています。
ビーオンザカバーも同様に、父ハービンジャー×母父キングカメハメハという“キングマンボ×欧州血統”の注目配合。開幕週の馬場とスピード勝負に強く、展開次第では本命馬を脅かす存在です。
血統的裏付け、コース適性、そして近走の内容に対する人気のギャップ――
この3点を兼ね備えた今年のラジオNIKKEI賞は、迷わず《センツブラッド》を本命に据えたい一戦です!
コメント