そもそも「ニックス」って?
競走馬の世界でいう「ニックス」とは、
父系と母系の“かけ合わせ”の相性を指す言葉です。
難しい数式や統計を使わなくても、イメージは簡単。
- 「この血統とこの血統が合わさると、走る子が出やすい」
- 「逆に、この組み合わせだと力を出しにくい」
――そんな“カップリングの得意・不得意”を表しています。
いわば、血統版の「食材の相性」みたいなもの。
トマトとバジルは相性抜群、だけどイチゴと味噌はあまり…みたいな感覚です。
どうやって見ればいいの?
血統表を見たときに、
「父方と母方に、よく一緒に走る名馬の系統があるかどうか」がポイントです。
例えば:
- サンデーサイレンス系 × ノーザンダンサー系 → 日本で黄金パターン
- ミスプロ系 × サンデー系 → 芝ダート問わず多くの活躍馬
- 逆にあまり聞かない組み合わせ → 相性が薄い(もちろん例外あり!)
直感的にわかる!簡易チェック表
父系 | 母父系 | 相性イメージ | 備考 |
---|---|---|---|
サンデー系 | ノーザンダンサー系 | ◎ よく走る | 日本競馬の鉄板配合 |
サンデー系 | ミスプロ系 | ○ 走る子多い | 芝ダート万能 |
ミスプロ系 | ノーザンダンサー系 | ○ 欧米でも王道 | パワー+スピード |
ロベルト系 | サンデー系 | △ 気性に注意 | 成功例もいる |
同系統同士 | (例:サンデー×サンデー) | △〜× 遺伝子が近すぎる | クロス次第 |
まとめ
- ニックス=「血統の相性」をざっくり見る考え方
- 難しく考えず、「よく見る組み合わせは走りやすい」と覚えればOK
- 絶対ではなく、“走る可能性が高まるヒント”として使うのがコツ
関連リンク
・【ウマ娘ファン向け】あの名馬の血は今も生きている!ゲームから入る感動の血統入門
コメント