【宝塚記念2025】 血統で読み解く春のグランプリ!本命レガレイラ、スタミナ型が制す阪神2200m!

重賞予想

競馬狂いの皆さんこんにちは!!

6月23日(日)に阪神競馬場で開催される春のグランプリ・第66回宝塚記念。梅雨の時期に行われる一戦とあって、馬場状態や展開が読みづらい中でも「血統的な持続力とスタミナ」が問われる重要なレースです!


① コース傾向・血統傾向

項目傾向・特徴
コース阪神芝2200m(内回り・右回り)
レース展開ミドル〜ややタフなペース。スタミナ&底力が問われる。
有利な脚質中団〜差し(瞬発力よりも持続力が重要)
有利な血統(父系)ディープインパクト系、ハーツクライ系、欧州型スタミナ血統
有利な血統(母父)欧州系(Sadler’s Wells、Monsun)、米国系の粘り血統
不利な血統短距離スピード型の単調な血統
狙い目配合欧州型スタミナ×米国型スピード or 日本の瞬発力系

宝塚記念はとにかく「タフさ」が大事。
底力のある血統構成が直結する
レースと言えます。


② 注目血統の解説

ハーツクライ系(父または母系)

この系統は「持続力+スタミナ」を武器に、中距離〜長距離で安定した成績を残してきた系統。特に阪神芝2200mのようにコーナー4つで内回り、かつロングスパート勝負になりやすいコースでは、キレ味よりもじわじわ伸びる持続力タイプが有利。

ハーツクライ系の産駒は後半のペースが緩まず消耗戦になる展開に強く、
宝塚記念では毎年のように上位争いに加わってくる注目血統です。

欧州型スタミナ血統 × 日本型スピード

この配合は「底力+バランス型のスピード」を兼備し、阪神芝2200mのタフな条件にピッタリ。Sadler’s WellsやGalileoなどの欧州スタミナ血統を持つ母系に、日本のスピード血統(キングカメハメハ系やサンデー系など)を掛け合わせることで、渋った馬場や持続力勝負にも耐える万能型の競走馬が生まれやすい。

道悪やタフな馬場での適性が高く、馬場が読みにくい宝塚記念では信頼性の高い配合パターンです。


③ 該当馬と評価

レガレイラ(牝5・8枠17番)

【父】スワーヴリチャード
(ハーツクライ系)
【母父】ハービンジャー

  • 血統評価
    父スワーヴリチャードはグランプリ好走産駒を多数輩出するパワー型で、母父ハービンジャー(欧州スタミナ+タフな道悪適性)との組合せは、阪神芝2200mの“消耗戦”に非常にマッチ。
  • コース適性
    阪神内回り2200mのタフな流れを、持続力とパワーで押し切る脚質。以前のGⅠでの好走歴からも、真のグランプリ馬に相応しい実力を備えています。
  • 実績:通算8戦3勝
    (うちGⅠ1勝:23年ホープフルS)
    安定した成長を見せており、
    末脚勝負にも安心感。
  • 総合評価
    血統・展開・舞台全てにマッチ。
    堂々本命候補。

対抗:ドゥレッツァ(牡5・1枠2番)

【父】ドゥラメンテ
(キングカメハメハ系)
【母父】More Than Ready(米国型)

  • 血統評価
     父ドゥラメンテはキングカメハメハ系の中距離万能型。母父MoreThanReady(米国型スピード+底力)は、持続力と瞬発力を併せ持ち、特に中距離〜マイルの速い流れに強いパワー系血統です。
  • コース適性
     阪神内回りでのペースの緩急にもしっかり対応できる機動力タイプ。外差しが利く展開になれば上位争いも可能。この配合は「スピード持続力+タフな馬場耐性」を持ち、阪神2200mの舞台にフィットします。
  • 戦績・実績:11戦5勝
     GⅡで2着経験、GⅠでも上位争いの実績あり。タフな内回り戦もこなせる。
  • 総合評価
     欧米型バランス配合で、道悪・持続力勝負にも対応可能な万能型。展開や位置取り次第で上位進出の可能性は高く、押さえ以上に期待したい一頭です。

⑤ まとめ

本命はレガレイラ
父スワーヴリチャードはパワー型で中距離~長距離に強く、母父ハービンジャーは欧州スタミナ血統。
この「パワー×スタミナ」の配合は、阪神芝2200mというタフな舞台にピッタリ。

実績面でもグランプリの有馬記念で勝利経験があり、阪神内回りでの持続力勝負に高い適性を示します。
血統・実績・展開すべてが噛み合う存在で、2025年の宝塚記念の主役として最もふさわしい一頭です。

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