2025年7月5日、小倉競馬場で行われる2歳新馬戦(芝1200m)に登場するのが「キャンディード」。その血統背景には、芝短距離戦における瞬発力と先行力のエッセンスが凝縮されており、デビュー戦から大いに注目したい存在です。
🧬 血統プロフィール
- 父:トーセンラー
(ディープインパクト系)
トーセンラーは現役時代にマイル〜中距離で活躍した馬で、父は言わずと知れたディープインパクト。その産駒は芝向きのスピードタイプが多く、特に小回りのスプリント戦で切れ味を発揮する傾向があります。瞬発力と持続力のバランスが良く、1200m戦でも十分に対応可能な血統です。 - 母父:Speightstown
(Mr. Prospector系)
アメリカの名スプリンターで、BCスプリントを制した実績を持つスピード血統。その産駒は芝・ダート問わず短距離戦に強く、日本でも芝1200mとの相性は良好。早期始動型の特徴があり、2歳戦からパフォーマンスを発揮しやすい系統として知られています。
① 芝1200mに最適な父系スピードと瞬発力
トーセンラー産駒は総じてスピードの持続力に優れ、小倉のような小回りコースではその特性が活きやすいです。開幕週の軽い馬場では、スタート直後から前につけて粘り込むスタイルが理想であり、父譲りの瞬発力が活かされる舞台と言えるでしょう。
② 母父Speightstownの北米スプリント力
Speightstownは北米スプリント界の大種牡馬。その血を引くキャンディードは、テンのスピード、加速性能、そして反応の良さといった、短距離戦における必須スキルを備えていると考えられます。特に2歳戦の開幕週では、こうした反応の良さがレースを左右する重要な要素となります。
③ 優れた配合バランスと早期始動力
父トーセンラーの芝適性と母系Speightstownのスピード血統がバランス良く組み合わさったことで、瞬発力・先行力・機動力といった芝短距離に必要な要素が揃いました。2歳新馬戦に向けて完成度が高く、いわゆる“即戦力型”の配合です。
まとめ:血統が導くスプリントスター候補・キャンディード
キャンディードは、父トーセンラーのしなやかなスピード性能と、母父Speightstownの爆発的なスプリント能力を兼ね備えた、まさに芝短距離戦にふさわしい配合。開幕週の小倉芝1200mというスピード勝負の舞台において、その血統的ポテンシャルは最大限に発揮されるはずです。
デビュー戦となる2025年7月5日、小倉5R。スピードと瞬発力を武器に、新馬戦を華々しく飾る可能性を秘めたキャンディードの走りに、どうぞご注目ください!
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