【10/25 東京5R 新馬戦】ブラックオリンピア分析|父キタサンブラック×母父ピノの持続力

今週の注目血統

① レース情報

項目内容
日程2025年10月25日(土)
場所東京競馬場・芝2000m(左)
レース名2歳新馬(混)
管理友道康夫厩舎(栗東)
生産ノーザンファーム
馬主サンデーレーシング
血統父キタサンブラック × 母ピノ(母父 Pierro)

母ピノ(Pinot)は豪G1・VRCオークスの勝ち馬で、スタミナと持続力に優れる牝系です。


② 血統構成

  • 父:キタサンブラック(SS系/ブラックタイド系)
    地脚型の持続力と粘りを伝える主流血統。中距離以上で“長く脚を使う”競馬に強み。
  • 母父:Pierro(豪)
    豪州の名マイラー〜中距離馬。母系はZabeel—Dizelleへ遡る強靭なスタミナ基盤。日本の軽い芝と噛み合うと「反応できる持続脚」を生みやすい。
  • 母:Pinot(Pierro×Dizelle)
    VRCオークス(G1)勝ち=底力・持久力の証明。東京2000mの新馬でも“L3〜L1の失速幅が小さい”設計に寄与。

③ 父:キタサンブラック

  • テンに無理なく→L4から加速という“ロングスパート型”が基本線。
  • 直線でトップスピードの持続時間が長いのが強み。
    → 新馬の東京2000m(スロー〜ミドル→L3加速)に理想的。

④ 母父:Pierroの底力

  • 欧州的な持久力を多く内包する豪州エリート血脈。
  • 中盤の緩急→直線再加速でパワーを落としにくく、父の持続力に“反応の良さ”を上乗せ。

⑤ コース適性:東京芝2000m

  • 新馬はスロー〜ミドル→直線L3からの加速戦になりやすい。
  • 有利脚質は好位〜中団差し。溜め→長く脚が理想。
  • ブラックオリンピアは中盤で息を入れてL4から長く踏むのが勝ち筋。

⑥ 生産・厩舎ラインの信頼感

  • ノーザンファーム×友道康夫厩舎は中距離クラシック路線で実績十分。
  • 当馬はサンデーレーシングの募集馬(母ピノの23)で、
    クラシック視野の配合・ローテが想定される。

⑦ まとめ

要素評価コメント
血統適性★★★★★キタサンの持続×Pierro/Pinotの底力=“伸び切る持続脚”
コース適性★★★★★東京2000mのL3加速戦にマッチ
生産背景★★★★★ノーザン×クラブ×友道=王道路線の定石
仕上がり★★★★☆初戦から形になりやすい構成(※最終追い切りは直前情報で要確認)
将来性★★★★★皐月賞/ダービーまで絵が描ける中距離体質


ブラックオリンピアは、

父の地脚と持続母系の豪州G1級スタミナを重ねた“反応できる持続型”。

10/25(土)東京5R・芝2000mという舞台設定はベストに近く、デビュー勝ちまで十分に射程です。


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