馬狂いの皆さんこんにちは!!
8月3日(日)に札幌競馬場で行われる牝馬限定G3・クイーンステークス(芝1800m)。
本命は、アルジーヌで
がっつり勝ちたいこの頃です!!
① コース & 血統傾向
項目 | 内容 |
---|---|
コース特性 | 右回りワンターンの小回り。スタート地点はスタンド前半ば→1コーナーまで約185 mと短く、コーナーは緩やかでスピードが落ちにくい。直線は266 m、高低差わずか0.7 mでほぼ平坦。 |
芝質 | 洋芝(ケンタッキーブルーグラス中心)を使用。野芝より柔らかく時計が掛かり、開催が進むと外差しが利きやすい傾向。 |
脚質傾向 | 過去10年成績:逃げ 11–11–10–36(勝率16.2 %)・先行 37–35–36–110(17.0 %)で前目が優勢。差し5.6 %、追込1.0 %と数字が落ちる。 |
血統トレンド | 種牡馬ではドゥラメンテ、ハービンジャー、キズナ、ロードカナロアなどが高複勝率。母父ではディープインパクト、キングカメハメハが好走多数。 |
キーファクター | ① 洋芝で減速しないパワー ② 4角で加速→直線で再加速できる持続力 ③ 欧州系 or キングマンボ系×サンデー系のハイブリッド血統 |
② 注目血統を深掘り
ロードカナロア系
キングカメハメハ直系。洋芝・小回りでの“回転の速いトップスピード”が武器。短距離色をディープ系牝馬が中和することで1800m適性が開花
ディープインパクト系
札幌1800mで高い好走率を誇るスタミナ型サンデー。コーナーでギアを上げ、直線で“もう一脚”を使うロングスパート能力が光る
③ 該当馬と評価
【父】ロードカナロア
(キングカメハメハ系)
短距離色が強いと思われがちだが、牝馬にディープ系を配することで、中距離での機動力と持続力を両立するのが特徴。アルジーヌはまさにその成功パターン。
【母父】ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
先述の通り、札幌1800mの「ロングスパート戦」との相性が非常に良く、気性的にも牝馬の底力を引き出す傾向があります。
この配合は 瞬発力(ローカナ)×持続力(ディープ) を両立させた好例で、洋芝+小回りのロングスパートに強い“ハイブリッド型”です。
血統評価
ロードカナロアの瞬発&持続力にディープのロングスパート耐性が合体。5代内インブリードを持たないアウトブリードで完成が遅く、5歳でまさにピークイン。
コース適性
昨年のクイーンSでは7番人気3着。4角5番手からグイッと内を伸び0.1秒差と、札幌適性をすでに証明しました。洋芝成績【1-0-1-0】は連対率50%、複勝率100%です。
実績
ターコイズS(GⅢ)勝ち、阪神牝馬S(GⅡ)2着、ヴィクトリアマイル(GⅠ)4着と一線級で互角。重賞実績は13戦6勝[6-3-1-3]、総賞金1億8500万円超。
総合評価
アルジーヌは「札幌1800m×牝馬重賞」の血統構造に完璧にハマるタイプであり、昨年の実績に加えて洋芝対応力・コース適性・血統ロジックのすべてが合致します。
- ローカナ×ディープの配合は、札幌洋芝で信頼のブランド
- 昨年より力をつけており、追い切りの動きも滑らか&余裕あり
- 仕掛けどころの難しい札幌1800mでも対応済で、鞍上との相性も良好
④ まとめ
札幌芝1800mは“洋芝+ロングスパート”の特殊条件。アルジーヌはその条件に ロードカナロア×ディープ のハイブリッド血統でぴたり合致し、昨年3着・洋芝【1-0-1-0】のコース実績も心強い。加えて今季はGⅠでタイム差なし4着とパフォーマンスを一段引き上げており、5歳盛夏のここが重賞2勝目=母娘同一重賞制覇の絶好機と見ます。
結論:本命◎アルジーヌ
洋芝の推進力とロングスパート性能を武器に、札幌の夏空で差し切り戴冠へ――馬狂いの皆さん、一緒に熱く応援しましょう!
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