スウィッチインラヴ血統深掘り!“矢作×コントレイル”第1号が中京マイルで始動!

重賞予想

8月17日(日)中京3R・芝1600m(牝)で、超話題の一頭スウィッチインラヴがデビューします。父は無敗三冠馬コントレイル、管理はその“生みの親”矢作芳人厩舎。23年セレクトセール当歳で1億7000万円(税抜)の高額取引も相まって、現場の熱気はトップクラスです。想定騎手は坂井瑠星。まずは血統の輪郭から整理していきます。


🧬 血統プロフィール

  • 父:コントレイル
    (ディープインパクト系)
    2020年、史上3頭目の無敗で牡馬三冠達成。種牡馬入り後は“切れ味+完成度”の高さが早くも注目。今回は矢作厩舎から送り出す初の産駒という物語性も強いポイントです。
  • 母:スウィッチインタイム
    (父Galileo)
    欧州至宝Galileoを父に持つ愛国産。父コントレイル(母系に米国速力)に、欧州の底力と持続スタミナを注入する設計で、マイル~中距離の底持久力に期待大。
  • 祖母:Switch(父Quiet American)
    G1ラブレアSG1サンタモニカSの2勝。Quiet American(=Fappiano直仔)由来の米国スピード×タフネスが強力で、父コントレイル母系のUnbridled’s Song(=Fappiano系)とも“ゆるいFappianoの重なり”を形成。瞬発→持続へスムーズに繋ぐ“筋の良さ”が魅力です。

この配合が“中京マイルにハマる”理由

  1. 父ディープ系の“坂で止まらない切れ”
    中京は直線に急坂。ディープ系らしいロングスパートの持続で、ラスト1Fまで脚色をキープしやすい。コントレイルの完成度もデビュー向き。
  2. Galileoの体幹×Quiet Americanの点火力
    Galileoの体幹と持久力がトップスピードの維持を支え、Quiet American(Fappiano)が初速の“点火”と最後の粘りを後押し。米欧の長所を両輪に、「好位確保→長く脚」の王道パターンが描けます。
  3. 仕上がり評価も上々
    最終追いはCW6F84.7-1F11.9(8/13)と水準以上。「脚が速く能力は高い」「学習能力が高い」と陣営。坂井騎手騎乗での最終調整報も入り、デビュー向きの完成度が伺えます。

コース適性

  • ワンターン×直線坂=瞬発+持続の両立が鍵。
  • 先行~好位で脚を溜めて→坂で再加速できる血が理想。
  • スウィッチインラヴは「ディープ系の伸び×Galileoの底×Fappianoの点火」という三層ハイブリッド。新馬らしい淡々流れでも、自ら動いて長く脚を使えるタイプ像です。

まとめ

  • “矢作×コントレイル”の初出走産駒という看板に偽りなし。
  • 欧州×米国を巧みに束ねた“持続×点火”配合。
  • 仕上がりも上々で、中京の坂マイルにジャストフィット。

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