ローズS2025予想 本命タイセイプランセス

重賞予想

① コースの特徴

項目内容
施行9月14日(日)阪神・芝1800m(外回り)・右回り・3歳牝馬GⅡ(秋華賞トライアル)
直線約473m+ゴール前に急坂。直線はJRA屈指の長さで、坂を含むため減速幅の小さい末脚が必要。
スタート~1角約640mの長い助走。序盤は落ち着きやすく、隊列が整いやすい。
ラップ傾向前半スロー~ミドル→3~4角で加速→直線L3の持続勝負になりやすい。
ポイント「瞬発力+持続力」が揃ったタイプが有利。直線坂で脚が鈍らないことが勝負の分かれ目。

② 注目血統を深掘り

ディープインパクト系
近10年で複数の勝ち馬を輩出しており、ローズSと好相性。瞬発力に持続力を足した末脚で、直線の長い阪神外回りにフィットする。特に「差し・追い込み」型の牝馬で結果を残している。

欧州血統(Galileo系など)
L3~L4の長い脚を使えるタイプが多く、消耗戦気味のローズSでも浮上しやすい。欧州のスタミナ血統×日本の瞬発力血統という組み合わせはトライアルで走りやすく、本番秋華賞へもつながる傾向がある。


③ 本命馬と評価

【父】リアルスティール(ディープ系)

ジャパンC2着、ドバイターフ勝ち。瞬発力+持続力を兼備したディープインパクト直仔。産駒は芝1800m前後で切れと持続を両立しやすい。

【母父】Australia(Galileo系)

欧州中長距離の底力血統。坂や長い直線での“減速しにくさ”を産駒に伝え、ロングスパート適性を底上げする。


血統評価

「ディープ系の瞬発力+持続力」に「Galileo系の底力とロングスパート耐性」を組み合わせた配合。直線での“脚の長さ”を強化し、阪神外回りに合致するハイブリッド型。


コース適性

阪神外1800mは「直線の長さ×坂×L3持続」がカギ。フローラS(東京2000m)3着で、長い直線で持続的に伸びた経験があるのは大きな裏付け。舞台替わりはむしろプラス評価。


実績 5戦1勝

  • フローラS(GⅡ)3着:差し脚を長く使い、直線持続型の適性を証明。
  • オークス(GⅠ)11着:2400mは距離がやや長く、切れ負けした形。
    適距離に戻る今回は見直せる。

総合評価

タイセイプランセスは、ディープ系の瞬発+持続Galileo系のロングスパート資質を兼備した“直線持続型差し馬”。
秋華賞へのステップとしても理想的な舞台で、相手強化でも十分に勝ち負けできる器。枠順・隊列次第で単勝まで狙える本命評価としたい。


④ まとめ

  • コース:阪神外1800mは「直線長×坂×持続力」。
  • 血統:ディープ内包+欧州スタミナ系が好相性。
  • :タイセイプランセスは「瞬発+持続」に「ロングスパート耐性」を加えた配合で、この舞台にフィット。
  • 展開:スロー~ミドルからのL3持続戦なら、末脚を伸ばし切って勝ち負け濃厚。

タイセイプランセスは、このレースで好走傾向にあるディープインパクト系の血統を持ち、春の東京コースで持続的な末脚を見せています。これらの要素が、ローズステークスの舞台にドンピシャで合致するため、今回本命とします。


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