競馬狂いの皆さんこんにちは!!
7 月 13 日に行われるハンデ重賞 七夕賞(福島芝2000 m) で パラレルヴィジョン を血統ドリブンで深掘りしていきます。
① コース・血統傾向
項目 | 内容 |
---|---|
コース特性 | ・右回り・コーナー4回の小回り・最初の直線約500 mで序盤は速くなりやすい・直線292 mと短く、下り坂→緩い上り坂でゴール |
脚質傾向 | ・先行〜好位押し切りが王道・ただしペースが上がりやすく、外差しがハマる年も |
血統傾向(父系) | ・ディープインパクト直系 × 非サンデー母系 が近年3連勝中 |
血統傾向(母父) | ・Tapit や Pivotal など 欧米パワー系 Mr.Prospector の母父 が好配合・Roberto、Sadler’s Wells 系で馬力底上げも有効 |
求められる資質 | ・長く脚を使えるスタミナ+小回りで加速できる器用さ・馬場が荒れやすく、道悪対応力も重要 |
② 注目血統を深掘り
◆「ディープ×Mr.Prospector」黄金ニックス
- 父がディープ直系(ディープ/キズナなど)、母系に Mr.Prospector(特に Dubawi・Seeking the Gold 系) を取り入れた配合は、
“瞬発力(SS)+持続力(MrP)” のバランスが絶妙。 - 七夕賞では ゼーヴィント・レッドラディエンス などがこの型。
- 今年の該当が パラレルヴィジョン[キズナ×Makfi(Dubawi)]。まさに王道!
③ 該当馬と評価
本命:パラレルヴィジョン
【父】キズナ
ディープインパクト直系らしい瞬発力に、長く脚を使える持続質を備えた中距離型種牡馬。産駒は福島芝2000 mで複勝率4割超と、小回りでのロングスパート戦に強いのが特徴です。
【母父】Makfi
(Dubawi ─ Mr. Prospector 系)
欧州最高峰マイラーで、パワーと底力を色濃く伝える血。Dubawi 系特有の“渋った馬場でも伸びが鈍らないタフネス”が最大の武器。
血統評価:
パラレルヴィジョンは「日本型瞬発力の極み・キズナ」に「欧州型パワー&持続力・Makfi」を掛け合わせた“ディープ×Mr. Prospector” 黄金ニックスの最新版。サンデーサイレンス血量25 %の鋭いギアチェンジに、Dubawi 由来のねばり腰が加わり、良馬場でも道悪でも崩れにくい万能配合です。
コース適性:
福島芝2000 mは下り坂発進で前半が速くなりやすく、3~4角の立ち回りと長く続く脚が両立できる馬が理想。キズナ産駒の好データに加え、パラレルヴィジョン自身も中山・新潟などアップダウンのあるコースで上がり最速を連発しており、小回り+坂巧者ぶりは折り紙付き。
実績:
通算 19 戦6勝、昨年の ダービー卿チャレンジT で重賞初制覇。マイル~2000 mで上がり最速5回と切れ味は一級品。前走GⅢ新潟大賞典(稍重 2000 m)は1秒差の11着ながら、直線で外に持ち出せず脚を余した格好で度外視可能。ハンデ57.5 kgでも地力は最上位クラスです。
総合評価:
瞬発・持続・パワーの三拍子が血統面で高水準に整い、馬場状態を問わず戦える“耐性の広さ”が最大の魅力。七夕賞が求める〈ディープ系の瞬発×欧米パワー血統〉という公式を最も純度高く満たしており、ここは重賞2勝目へ絶好の舞台と見ます。
④ まとめ
パラレルヴィジョン は
「ディープの瞬発 × Dubawi のパワー」 を併せ持つ“七夕賞の理想的バランス型”。
- 良馬場なら → キレ味比べで他を圧倒
- 雨馬場でも → Dubawi の馬力で粘り込む
ハンデ 57.5 kg でも能力値でカバー可能とみて本命一本槍。
◎パラレルヴィジョン
— 血統・適性・近走充実度、すべてがピタリ。星空に願いを、七夕に豪脚一閃!
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