① レース情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2025年10月26日(日) |
| 場所 | 東京競馬場・芝1400m(左) |
| レース名 | 2歳新馬(混) |
| 管理 | 斎藤誠 厩舎(美浦) |
| 生産 | ノーザンファーム |
| 馬主 | 林 正道 |
| 血統 | 父:ルヴァンスレーヴ × 母:ミスドバウィ(母父:Dubawi) |
② 血統構成
父:ルヴァンスレーヴ(Le Vent Se Leve)
- ロベルト系(父シンボリクリスエス)に連なる“地脚の持続力×パワー”が核。1400m前後で先行~好位から長く脚を使えるタイプを出しやすい下地。
母父:Dubawi(ドバウィ)系を母系に内包
- 欧州由来の反応の良さと持続的な伸びを伝える名血。
ワンターンでL3からの加速が要求される東京芝1400mとの相性は良好。 - 母は ミスドバウィ。母系が供給する“芝での持続スピード”が、父のパワーと噛み合う配合。
まとめると、父のパワー&地脚に母系の芝向き持続力を重ねた“芝1400mの持続加速型”の設計。
③ 父:ルヴァンスレーヴの特徴
- “瞬発一閃”よりエンジンをかけてから止まらない脚が持ち味。
- 追ってからトップスピードの維持時間が長い産駒像で、新馬の1400mでありがちなL3~L1の持続ラップにフィット。
- パワー寄りの父でも、母系に芝の伸び脚(Dubawi)が入ることで芝7Fの走破イメージが明確に。
④ 母父(母系)の底力:Dubawi
- ギアチェンジ後も減速しにくいのがDubawi系の強み。
- “先行一辺倒”に寄らず、好位~中団差しでも伸び切れる再現性の高い脚を供給。
- 直線の長い東京で仕掛けを早め→そのまま伸び続けるシーンに適合。
dam情報はウマークスの血統欄を参照。
⑤ コース適性
- ワンターン&直線長めで、前半は落ち着きやすくL3からの持続加速戦になりやすい。
- 有利脚質は好位~中団差し。外めへ出してスムーズに加速レーンに乗れるかが鍵。
- レゲンデは“惰性を保てるフォーム+Dubawiの反応”で、L3進出→L1まで持続の絵が描ける。
⑥ 生産・厩舎ラインの信頼感
- ノーザンファーム生産 × 斎藤誠厩舎。
- ノーザンの2歳仕上げは初戦から形にしやすいのが強み。厩舎もワンターン条件での初戦再現性が高いタイプを丁寧に送り出す印象。
- 馬主:林 正道の所有馬で中距離~マイル路線の王道ローテが見込める。
⑦ まとめ
| 要素 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 血統適性 | ★★★★★ | 父の地脚×母系Dubawiの持続=“伸び続ける7F”設計 |
| コース適性 | ★★★★☆ | 東京1400mのL3持続戦に合う。好位~中団差しが理想 |
| 仕上がり期待 | ★★★★☆ | ノーザン×斎藤誠ラインで初戦から格好がつく想定 |
| 将来性 | ★★★★☆ | 7F~マイルでクラス上昇の再現性に期待 |
レゲンデは、
- 父ルヴァンスレーヴの地脚とパワー、
- 母系Dubawiの“反応しながら伸び続ける”芝脚、
を併せ持つ東京芝1400mの持続加速型。
L3で動き出してL1まで落とさないのが勝ち筋。新馬から期待値は高い。


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