競馬ファンの間で毎年盛り上がるイベントといえば「POG(ペーパーオーナーゲーム)」です。

聞いたことはあるけれど、どう楽しめばいいのか分からない…という初心者の方も多いのではないでしょうか?この記事では、POGの基本ルールから、血統を使って
“走る馬”を見抜くコツまで、わかりやすく丁寧に解説します。
POGとは?ざっくり言うと「妄想馬主ゲーム」
POGとは「Paper Owner Game」の略で、仮想の馬主として2歳馬(主に新馬)を指名し、その馬が実際のレースで活躍するとポイントが加算され、成績を競う遊びです。
リアルなお金はかからず、あくまで
“仮想の指名”なので、初心者でも気軽に楽しめます。
たとえば、仲間内で「ドラフト形式」で馬を選んだり、ネットのPOG大会(例:netkeibaのPOG)に参加したりと、楽しみ方はさまざま。選んだ馬が重賞を勝てば大きなポイントゲットで一気に上位に!
どうやって馬を選ぶの?初心者でも安心な“血統ベース”の選び方
POGで最も大事なのが「どの馬を指名するか」。その際に強い味方になるのが“血統”です。なぜなら、新馬戦や未出走の段階では実績がないため、馬の能力を予想するには血統情報が頼りになるからです。
特に注目したいのは以下の3点:
- 父(種牡馬)
- どんなタイプの馬出しやすいか。
- 例:ディープインパクト産駒=芝中距離、新馬戦◎
- 母父(母の父)
- スタミナやパワー、気性、
補助的な特徴。 - 例:キングカメハメハ=ダート・万能型
- スタミナやパワー、気性、
- 兄姉の成績(近親)
- 兄や姉が活躍していれば、同様の能力を期待できる。
- 例:兄がG1馬→「この血統は走る家系だな」と注目!
POGで人気のある血統・種牡馬は?
近年のPOGでは以下のような血統が特に注目されています:
- エピファネイア:
クラシックで活躍する産駒多数。
長く稼げる。 - キズナ:
成長力があり、安定感が強み。 - ドゥラメンテ:
スピード型で2歳戦から動ける。 - ハーツクライ:
中長距離向き。後半伸びる産駒が多い。 - 新種牡馬(その年デビューの種牡馬):未知数だが、化ける可能性あり!
血統以外でチェックしておきたいポイント
血統は大事ですが、以下のポイントも併せて見ると指名精度が上がります:
- 調教師:
育成力がある厩舎
(例:友道厩舎、藤沢厩舎)は期待大。 - 馬主・生産牧場:
ノーザンファームや社台系の馬は
仕上がりが早く活躍しやすい。 - 入厩先:
どの競馬場を拠点にしているかで、
出走傾向が読める。
POGで血統を学ぶメリットとは?
POGを通じて血統を意識すると、自然と「この種牡馬の子はこういう走りをする」「この牝系は成長型かも」などの“血統勘”が身に付きます。これは通常の競馬予想にもそのまま活きる知識です。
また、POGは1年間を通して馬の成長や戦績を追うので、「走る血統の傾向」が実感として理解できるようになります。結果、馬券予想にも深みが出て、競馬がより楽しくなるのです。
初心者におすすめのPOG参加方法
- netkeibaの無料POGに登録
- 無料で始められ、指名も簡単。ランキングや情報も豊富。
- 仲間と“ゆるドラフトPOG”を開催
- 競馬仲間で順番に馬を選ぶだけでも盛り上がります。
- 競馬新聞やPOG本を活用する
- 各メディアの注目馬を参考に血統の裏付けを取る練習にも◎
まとめ:血統×POGは、競馬を深く楽しむ最強の入口!
POGは、競馬の奥深さを体験できる絶好の遊びです。特に血統を意識して馬を選ぶことで、知識が自然と身につき、予想力もアップします。最初はわからないことだらけでも大丈夫。気軽に1頭でも指名して、血統の面白さを感じてみましょう!
さあ、あなたも血統から始めるPOGライフを始めてみませんか?
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